いいところ探しのリアル旅『美しき日本』
製作G:佐々木直人
先日の話。少々お休みを頂き、少し遠出の旅に出かけてきました。向かった先は、『微笑みの国』。東南アジアの湿った空気を頬に受けながら、キンキンに冷えたビールを飲み干す!そんな幻想を抱きながら、、、
・・・現実は体感温度40℃近い酷暑の中、激辛メニューでお腹を下し、狭い乗り合いバスで激しい腹痛に襲われ無理やり途中下車でトイレに直行、戻った途端にぼったくりタクシーに乗せられ、目的地と違う場所につれられそうになったりと、あまり僕に微笑んでくれなかった話はまたの機会に、、、
今回の旅、気になった一つが飛行機のマナー。周りの乗客はほとんどが外国の方ばかりで、日本人はチラホラ。まぁ長旅なので皆さん新聞を読んだり、機内の映画をみたり、ブランケットやクッションにうずくまり熟睡する方などなど、、、。私ももれなく赤ワインを嗜んだ後、ブランケットにうづくまり熟睡いたしました。
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さてさて、長時間のフライトも終わり、目的地に到着。自分の席が汚くないか確認し、通路に一歩踏み出すと、、、そこには驚愕の光景が、、、!うわーー!汚い!
紳士な姿のジェントルマンの席も、上品そうな身なりのマダムの席も、ゴミが散乱し、新聞も床に投げ捨てられ、スリッパ、クッション、ブランケットもぐちゃぐちゃ、、、。国内線ではありえない光景に、唖然となりました。
2014年サッカーブラジルW杯の後に日本人サポーターがスタジアムのゴミを拾い、後片付けする姿に賞賛の声があったとのニュースがありましたが、そもそも海外には『掃除は彼らの仕事。その仕事を奪ってはいけない。』というような、考え方が根付いているのも事実。しかし、多少なりとも自分が片付けをしない言い訳になっているんじゃないかなと、、、。
やはり自分で汚した場所は自分で片付ける。汚れているところを見つけたら、掃除をする。これが日本人ですよね!人がきれい、街がきれい、四季がきれい、マナーがきれいな日本は美しいと、再認識した旅となりました。
おしまい
※社外秘の為、コラムのみの掲載となります。